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「ワン・デイ 23年のラブストーリー」ネタバレありのおばちゃん的レビュー

      2017/12/09

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アン・ハサウェイ主演の恋愛映画「ワン・デイ 23年のラブストーリー」をようやく観終わりました。

いつものようにアマゾンプライムで観たんですが、なぜかこの映画、なかなか鑑賞が進まなかった。
観だしたものの、ちょっと止めてどっか行って、また次の日観て、また止めて・・・って永遠に観終わらないんじゃないかと思うくらい日をまたいでしまった。
昔、無類の映画好きな友達が「いったん観始めたら途中で止めるのはご法度」って熱く語ってたけど、もうその子にむちゃくちゃボコられそうなくらい途中で止めまくった。

面白くなかったのか?と聞かれたら、面白かったしすごく良い映画だったんだけど、相性が悪かったのかな~。

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友達以上恋人未満の2人の関係、といえば私の大好物!
胸キュンしたくて2本ラブストーリー映画を借りたらタイトルがすごく似ていた件。

この映画が上の映画と違うところは、主役の男女2人がぎりぎりの所で一線を越えないまま、微妙な関係で物語は進むところ。
プラトニックなんですよね。お互い惹かれているのはバレバレなのに勇気がなくてはぐらかしながら友達として付き合い続ける。現実にもよくありそ~。

でも片方の気持ちが傾いたときには片方に別の相手がいて・・・っていうところは上の映画「あと1センチの恋」と似てるかも。

あと1センチの恋 スペシャル・プライス

物語はワン・デイ=7月15日、という特別な1日だけを23年間に渡って描いていきます。よって主役2人の仕事も見た目も生活も1年後、次のシーンではすっかり変わっていたりする。時間の流れはパッパッと流れるわりに、2人の関係はゆっくりと進んだり戻ったり、なんです。

主人公エマ(アン・ハサウェイ)は最初は詩人をめざすさえないメガネ女子。相手のデクスター(ジム・スタージェス)は見た目が良いのをいいことに自由奔放にふるまうプレイボーイ(死語)、ってかチャラ男。1988年7月15日大学の卒業式の日、2人はヤリそこねる。そこから2人の”親友”としてのつきあいがスタートします。

毎年7月15日が来るたびに2人は会ったり、旅行したり、電話で近況を話し合ったりしますが、途中エマは詩人の夢を諦めて教師になったり、デクスターは低俗なバラエティ番組の司会者をやって嫌われタレントになったりと、2人の人生まさに山あり谷あり。

ところで物語中盤、友人の結婚式でデクスターとエマが再会する場面。エマの息をのむような美しさに見とれました。下の予告動画でも一瞬うつりますが、青いチャイナドレスを着たアン・ハサウェイが本当に素敵です。物語的には、ここでも2人の恋心はすれ違ってしまうんですが・・・。

これ・・・自分がそうだったように、物語終盤の展開を観た時の衝撃を味わってほしいので書こうか迷ったんですが、自分だったらネタバレ読みたいタイプなので、書きます。

ワン・デイ 23年のラブストーリーのネタバレ

物語終盤、デクスターは母の死を乗り越えた末にでき婚→浮気されて離婚、エマは詩人として成功しフランス人の恋人がいます。しかしデクスターが離婚で荒れたときにエマが慰めた(ここでさらっと一線を越える)ことをきっかけにデクスターがエマに求愛しにフランスに来ます。最初は恋人の手前、断るエマでしたがやっぱりデクスターの腕に飛び込みます。
2004年、ようやく恋人同士になった2人。
その後結婚→子作り→子作りうまくいかない→険悪、となっていく2人でしたが、ある日エマが突然の交通事故であっさり死んでしまいます。

エマを失った悲しみを抱えて自暴自棄になるデクスターでしたが、時に別れた妻と実娘に支えられながら、エマとの思い出に浸る・・・という淋しい終わりかた。
最後は出会った日まで時間をさかのぼった回想シーン。この回想シーン、物語の肝なんだろうけど、それにしても結構長いな、と感じました。しかしこのシーンは、デクスターは今まで自分の周りにいなかったタイプの知的なエマに最初っから本気で惹かれてたんだな、って伝わる大事なシーンでした。

相手を失ってしまった今、過去が余計にせつなく輝く・・・そんな風に胸に響く回想シーンは映画「ブロークバック・マウンテン」を思い出します。
「ブロークバック・マウンテン」ネタバレありのおばちゃん的レビュー

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