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【U-NEXT】デ・パルマ監督の「フューリー」鑑賞、おばちゃん的レビュー

   

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ずっと観たかったブライアン・デ・パルマ監督による1978年のホラー映画「フューリー」をようやく観ました。
この作品は同監督の名を一躍世界に知らしめたホラー映画「キャリー」の2年後に公開されたもの。
U-NEXTで懐かしのホラー映画「キャリー」を観た【ラストネタバレ動画】

昔から超能力ホラーに惹かれる私にとって、中学生の時レンタルビデオ屋さんで「フューリー」のパッケージ眺めるだけで興奮したもんだ。
(レンタルソフトはこのパッケージじゃなかった気がする)

ずいぶん前にYouTubeで観まくって、有名なシーンはほとんど観れたんですが、これはやっぱり全編通して普通に観たいなと思ってゲオに探しにいったけどなくて。
そしたらU-NEXTにありました!定額見放題ではなく324円でレンタル。

先日購入したクロームキャストのおかげで、70年代のざらついた映像を家の大画面に映し出して観ることができました。
情弱おばさんが「クロームキャスト」を買って海外ドラマを楽しむの巻

感想はとにかく

デ・パルマ最高~!

デ・パルマ監督の昔の作品には何度も観たくなる気色悪いシーンが必ずあるんですよね。
子供のときに観たら間違いなくトラウマになるような。

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この「フューリー」で個人的に印象的だったシーンをあげるとすれば、
まず序盤、地味な主人公ギリアン(「キャリー」でスー役を演じてたエイミー・アーヴィング)が意地悪な同級生の妊娠を言い当てるシーン。
ギリアンに触れられた同級生がいきなり大量の鼻血を出すのも不気味。これからどんどん面白くなる予感を感じさせます。

超能力研究所に住み込むことにしたギリアンが偶然所長の手に触れた時に、ある”ビジョン”を見てしまうシーン。
これは後でも出てきますが、ギリアンはまるで自分がそこにいるかのように、拉致されているもう一人の超能力少年ロビンの視点でモノが見えてしまう時があるのです。

あとは終盤、もはやもとの人格が破壊されて殺人マシンと化した超能力少年ロビンが、教育係(兼性欲処理係)の女性を念力で痛めつけるシーン。
この場面は間違いなくトラウマ級の衝撃。ラストシーンもいいけど、ここもいい。

全編通して血の描写が多くでてきますが、今みたいにリアルじゃないです。
ペンキみたいに真っ赤。ぶっっしゃー!って噴き出す血が、怖いというより痛快なほど。

ラストシーンの黒幕の頭ばーーん!シーンは有名すぎるほど有名なのに、何度観ても「くるぞ、くるぞ・・・」っていう期待感は味わえます。
そう思ったら「フューリー」は地味だけど何度でも楽しめる映画で、エンターテイメント性に優れた良質な映画だなと思います。
けれどこの衝撃ラストシーンをもってしても、上映当時はあまりのえげつなさにあまり評価はされていなかったそうですね。
時代の先を行きすぎてたのかな、デ・パルマ。

「キャリー」はもちろん、最近だったら「モールス」「エスター」とか地味めなホラー映画が好きな人におすすめかも☆


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